完成後のムクスタライフ

No.97

ろうそくのリサイクル

娘の病気治療(ロス手術という心臓の手術を受けました)のため、2月、3月はお休みをいただきました。
お陰さまで順調に回復していて、夏ごろには幼稚園に入園できそうです。
3月11日は、退院して間もなくのことでした術後2週間、自宅療養中で、どこへも出かけず、誰にも会わず、家中消毒しながらの日々。
震災後は生協の宅配も届かず、計画停電も始まり、我が家(私?)の危機管理体制の甘さを痛感しました。
転勤時代、非常用に買った灯油ストーブで暖をとることも煮炊きもできますが、明りがなくては困ります。電池が手に入らないので、ロウソクを使うことにしましたが、あまり買い置きがありません。
夫が小さい頃、クリスマスに灯したという大きなロウソクを探し出し、芯が減ってロウだけになった部分を削り取り、新しいろうそくを作ることにしました。

1 まず、ロウを細かく砕いて、アルミホイルで作った器に入れます。

2 フライパンにお湯をはり、アルミホイルの器を浮かべて湯煎。

3 ロウが溶けたら、小さく形成したアルミホイルの器にケーキ用のロウソクを3本立て、ロウをゆっくりと注ぎ、冷まします。

こうすると、1本でも3つの火が灯り、明るいロウソクができます。
インテリア用に買っておいたガラスのロウソク立にちょうど納まり、持ち運びはできませんが、少しの衝撃には耐えられます。
計画停電だけでなく、大きな地震の備えとして、常にキッチンに置くことにしました。

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